回転銀河(3),tsunamix/海野つなみ

回転銀河(3) (講談社コミックスキス)
tsunamix (講談社コミックスキス)
tsuemix*1を思い出す…。
私は、海野さんの漫画は読めれば何でも幸せなので、二冊同時に出てうれしくて仕方がないです。初めて読む話も多いし。でも、短編集のほうの「世界の終わりに君を想う」とか、こわっ!て感じだった。ニューヨークチーズケーキ焼いてたりするばっかりじゃないのねえ。
双子の明かされないほうの彼女、すごく気になるように仕向けられてるなーと思いつつやっぱり気になる。ていうか、あれだけプライド高くって「顔だけしか素晴らしい価値がない女」とつき合うのはくやしくないのかしら?別れたほうの玲香ちゃんは頭も性格もいいみたいだけれど。あー、自分が顔はいいけど性格悪いっていうせいなのかなあ。美しい人の自己愛の度合い、というのは私にとっては一生想像つかない。自分が一番大事なので、恋人は見た目がすばらしければ、むしろ内面は劣ってるぐらいの方が満足できるのかな。
あと、今まで気づいてなくてようやくこの前思ったんだけれど、海野作品はキャラ萌えものが多いなあ。「ゴールデン・デリシャス・アップル・シャーベット」なんて、まさにそんな感じだし、ちょっと違うかもしれないけどニノマエくんとか。キャラから作った話と、筋から作った話に分かれる気がする。気だけで実際はわかんない。

*1:池松江美HIROMIXのパロディー