大学でいかに学ぶか/増田四郎

大学でいかに学ぶか (講談社現代新書 78)
1966年に、一橋の学長さんが、大学について書いた新書。教養の大事さや、ゼミナール(日本では一橋が始めた)などでの対話の重要性を述べています。大学がほんのすこしのエリートが行くところから、マス化しようとしていく中でエリート(旧制高校ではなかったり苦学生だったりして、エリートとはちょっとちがうかも。学問の探究者といったほうがよさそう)の強い自負を感じます。
私が属しているのは大衆のものとなっている大学であり、あんま学問をしているという自覚がない。でも社会人になる前のまったくの予備として大学生活をおくるのはやだし、どゆふうにしたらいいのか考えなくちゃな。