「さらば われらが日々――」

ヒロインの節子は、主人公に過去のトラウマ恋愛話を吐露されて「だから?」状態で冷ややかに受け止めます。
他人だからどうだってのよーってミサトさんが言った場面を思い出した!
傷ついた若者の内省的な叫びは、大学が大衆化する直前の知的エリートが「傷ついている自分」にレゾンデートルを感じる高度経済成長期と、二十世紀末の閉塞した空気が呼んだ精神ブームにおいてとくに類似して繰り返されるのだなー
シンジくんはサードチルドレンていうある意味エリート的存在だし…
自分はこんなに傷ついているからこんなに優しい人間なんですよって叫びはおもしろいなぁ。

レゾンデートル(笑)ってかんじだけど、勉強した内容を最近見たエヴァに結びつけたりするのがつい楽しくなっちゃう。何周も遅れているので、世の中と共有できないです。しばらく保留しないと、いいか悪いかじゃなくて好きか嫌いかもわかんない。流されやすいから。たとえば今Perfumeが好きか嫌いかわかんない。