なんとなく、クリスタル/田中康夫

なんとなく、クリスタル (新潮文庫)
気持ち悪い本なんだろうなーと思ってて、でも高度経済成長期以降の都市生活者(わたしにとって興味あるテーマ)を描いた作品として非常に重要とされており、読んだらおもしろかった笑 きもいとこもあるし、金銭感覚違ってるだろうけど。
だって膨大な註ははてなキーワードだし、ファッションとか好きな音楽とか、タグでその人を判断するのも今と同じでわかるし。テニサーはチャラいみたいなのも共通だし。洋楽の固有名詞はさっぱりわからないから、Twitterで「〜を聴いています」って洋楽の名前を挙げているポストを見たときの感覚に似ている、と思った。
最後が少子化のデータで終わるところが、つながりはよくわからないけどかっこいい。