アリス・イン・ワンダーランド

チェシャ猫が丸くてかわいかった!!
この映画を見て思ったのは、空想するということの変化についてでした。アリスは貴族社会に暮らして、コルセットをしなきゃいけなくて、今よりもずっと制限の多い中に生きていた。だから、もし洋服を着た動物がしゃべったら……みたいな想像も当時はすごく突飛なものだったし、空想にふけるということ自体も、あんまりよろしくなかったのだなー。
今は、とびだす映像だって見れちゃうし、想像力を育むということがものすごく重要視されている世の中のように思う。想像してごらん活動の成果なのかしら。
アリスが敵を殺すっていうやりたくないことをやんないといけないかんじが、シンジ君的でもあり、わたしも仕事でやりたくないことを多くやっているので、ほんとうにみんな戦っているんだなあ、ってぼんやり感じた。
アリスが、わたし結婚しないで事業をやります!香港進出する!ていう、のちの植民地支配である。的ラストも、よくわかんなかったけど、これはアリスにとっての自由な選択なのであって、今のわたしの選択肢はもうちょっと違うところにあるのだな、と思いました。
あと、いまさらだけど、となりのトトロと話が似ているな、と思って、アリスのほうがこれは夢であるっていうのがはっきりしていて、トトロは夢だけど夢じゃなかったっていう話で、後者のようなおぼつかないのも好きだなあ。
夜は迷宮の国のアリスでごはんを食べて楽しかったです!前に福田萌ちゃんがブログに書いていて(http://missynu.ynu-fes.com/?eid=858076)行ってみたかったの。