バクマン。(12)/小畑健・大場つぐみ

バクマン。 12 (ジャンプコミックス)

バクマン。 12 (ジャンプコミックス)


わたしがバクマン。を好きだなって思うポイントがびしっと押さえられてる巻でうれしくなったよ!
以前の巻から、最高と亜豆が極力会うことのない恋愛をして、メールの応酬でお互いの気持ちをはげしく読み合うところに平安貴族の和歌のやりとりに似たものを感じていました。
この巻で、白鳥くんのお姉さんのせりふはまさに本歌取りで、当意即妙な返しにみな感じ入ったことだよ、みたいな気持ちよさをすごく感じました。
あと香耶はなんかお仕えの女房っぽいんだよね。
古文はあんまり好きじゃなかったんだけど、バクマン。の言葉のおもしろさが、古文のおもしろさと似てるんじゃないかと思っています。
PCPからデスノートのことを連想できるのも好きです。川口たろう先生と亜城木夢叶先生の両方のまんが人生を生きているガモウすごいなー