THE HYDE

THE HYDE
時は奏でてくれてありがとう、って一番思ったなあ。Lの章ね。
Shibuya Seven Daysのとき、はじめてラルクのライブを見られてとってもうれしくて、大切な大切な思い出なので、hydeがいやだな、やめたいと強く思ってたのは、まったくの寝耳に水ではないにせよやっぱり悲しいかな、と思ってしまいました。
それでもL'Anniversary TOURの2日目パターンが、SSDの初日と同じFare WellとCaressで始まったことが、わたしの中では都合よくすべてを美しい物語の上に並べてくれていて、やっぱ時は奏でてるなと思いこんでいます。
千秋先輩が、のだめは世界的なピアニストではなくて地元で保母さんになっていた方が幸せだったのかもしれない、それでものだめと見たい風景がある、と独白するシーンが映画であったと思うんだけど、大変おこがましくもそれを思い出しました。
ファンは見ているだけの存在で、hydeを新しい景色に連れて行ける存在ではないんだけど、雨の味スタでとか、一緒に見させてもらった風景にほんの少しだとしても同じ気持ちを乗せられていると信じてるし、信じてるとかほんとに好き勝手ほざいてるんだけど、そういう風に考えてしまいました。
あとは、中学時代のすさんだ生活とかキャンプとかが改めてよくわかんないなと思いました。笑
また歴史を少しずつ重ねて読むと感じ方も全然違ってくるだろうから、ときどき読み返すかもしれません。
装丁がKING OF BANDIT JINGを少し連想しました。