L'展@横須賀美術館

先週末は梅雨の合間お天気にも恵まれ、横須賀へ行ってきました。
三浦半島って全然行ったことがなくて初めて行きました。
横須賀美術館は、かなり端っこにあってすごい遠かったけど、海がとってもきれいで建物もすてきないい場所でした。沿岸の道路にソテツが植えてあってベイNKホールとかもロケーションはだいぶ違うけどこんな感じだったのかなーと20年の歴史に絡めて思いを馳せました。
海の向こうの房総半島の工業地帯や、スカイツリーも肉眼で見えました。海と空が広がっている感じがラルクによく合っていて、やっとここに来れたという気持ちと、今回の機会の他にはもう訪れることもないかもしれないなというちょっと物悲しい気持ちがありました。


展示内容は、活動休止前のシングルリリースの時のCMを見られたのがおもしろかったな。キュルっていう昔のソニーのL'Arc〜en〜Cielロゴ(好き)はカットされていましたが。
グッズや作品のアートワークを年代別に並べてあって、活動休止前まではフランスの昼の庭みたいな雰囲気(ざっくりしている…)があって、すごくデザインが90年代っぽくもあるように思いました。arkやrayの頃はすごいアメリカンな原色の感じで。もともとそれはわかっていたんだけれども、時系列でいくつも並べた時に、カラー、イメージの変遷がわかりやすくて、あらためて実感されました。
あと、ピンポイントで、LOVE FLIESのフライヤーが、当時ファンになった時期でCD屋さんでもらって、ファイルに入れて学校に持って行ったりしていたので、懐かしくなりました。
衣装や持ち物のコーナーもおもしろかった。GxCの黒い羽があって、「羽がほしかったのに、生えてこないから背負っていた。今は生えている。」みたいなキャプションが添えてありました。kenちゃんの機材は、サーバラックみたいで、ほんとにシステム!って感じでした。
散々言われているように、全体的には謳い文句や入場料の割にしょぼくて残念な感じで、どうしちゃったのかなと思いました。今までほかのイベント、ラルカフェとかに比べて突然クオリティがあまりに劣悪になったように感じられました。
横須賀側の人も、ラルクというすばらしいコンテンツがあれば大成功となるのだ、自分の言ったとおりだと言っておいて、たくさんの人が期待して訪れたのに、失望させる内容だと指摘を受けたらコンテンツについては何も関与してないから自分のせいではないと言うのはなー。
美術館が扱うべきコンテンツとはどんなものか、というテーマも浮かび上がってきていましたが、ラルクファンが喜ぶコンテンツとは何なんだろうなということに興味がわきました。ジャケットや雑誌を見るのも楽しいけれど、ラルクを好きな気持ちの中心からはすごく外側を回っている感じがしたので。一方で、ラルクファンの人達が、ラルクへの愛や信頼を土台に、ネタコンテンツとしてL'展を楽しむ様子はすごいなと思いました。
その日はせっかくなので横須賀に泊まりました。ほんとにアメリカっぽくてびっくり。いたるところに白い制服の学生さん達(女性もいるんですね)がいました。
ちょうど、泊まったホテルに隣接する会場で℃-uteがツアー千秋楽を行う日で、ファンの人たちで賑わっていました。持久走あるじゃない、あれ負けたくない。ライブをYoutubeで公式中継していたので見られました。キッズ10周年記念日でベリも登場してハッピーで楽しかったです。
しっかり食いだおれも満喫!アメリカンなお店のネイビーバーガーやチェリーパンケーキも、地物の海鮮丼もとってもおいしかったです。