読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。/エレイン・N・アーロン

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (ソフトバンク文庫)

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (ソフトバンク文庫)

しばらく前に、インターネットでHSP診断が話題になっていて、やってみたら項目が自分にめちゃくちゃあてはまることばっかりで、すごくびっくりしました。(鑑定サイトは現在アクセスできないようだったので、同じ内容のブログにリンクしました)

というのは、性格というか気の持ちようというか、そういう内向性を表すポイント以外にも、痛みやカフェインに敏感に反応するとか、すぐびっくりするとかの考える前の反応のような部分にも非常に合致していたからです。

それで、HSP(Highly Sensitive Person、非常に敏感な人)という概念に興味を持って、この本を読みました。

読んでよかったことは、それまで刺激を受けて自分が示す反応は当たり前のこと、みんな同じだと思っていたんだけど、刺激に反応する度合いは人によって違うんだと初めてわかったことです。

同じように刺激を感じていて、精神力の強い人はがまんしてタフにふるまえて、弱いわたしみたいなのは耐えられなくてくよくよしちゃうのかと思ってたんですけど、そもそも感じ方が違うんだ、というのはすごく新発見でした。

例えばジェットコースターのスリルが大好きな人とすごく苦手な人がいるみたいな感じでしょうか。みんなジェットコースターを嫌いだけど我慢強いから乗れるというのではなくて、楽しくて乗る人もいる。わたしはとても苦手なんだけど、好きなアトラクションに乗れば良いんだ、と思えたような感じでした。

物事の受け取り方も人によって違うということも、当たり前のようですが盲点で、人が言った言葉をわたしはくよくよ長いこと考えちゃうんですけど、家族とかに自分が同じシチュエーションにあったらどう思うか聞いてみたら、全然受け取り方が違っていたりして、こうも違うものかと驚いています。

かといって刺激を避けていてはよけいに過敏になってしまうので、疲れすぎないようにしながら少しずつ慣らしていくことが必要とも書かれていて、わかっててもなかなか大変なことではありますが、でもこの本を読んで、ずいぶん気が軽くなったので、自分に関しては本当にこの概念に出会えてよかったなぁと思います。