ご冗談でしょう、ファインマンさん
- 作者: リチャード P.ファインマン,Richard P. Feynman,大貫昌子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/01/14
- メディア: 文庫
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これは年度初めに新聞で資生堂名誉会長の福原さん(クレムリンファンにはニァイズに登場する写美のフクハラ館長としておなじみ)がフレッシュマンにお勧めの本として挙げていて、とにかくおもしろいよとのことだったので興味を持って読みました。
タイトルぐらいは聞いたことあっても、「よんでますよ、アザゼルさん。」との違いもわからなかったけど、全然違う内容だった……。
ちょうど並行して、娘。の佐藤優樹さんについて
幼少時より習い事として、ピアノ・ドラム・乗馬・バレエをやっていた。本人は「ピアノをやってリズム感を付けたくなったから、ドラムを始めた。さらにリズムを鍛えたくなったから乗馬も始めた。乗馬はリズムが大事。でも乗馬は姿勢も大事だからバレエを始めた」「リズムという意味では同じ」と述べている
佐藤優樹 (ハロー!プロジェクト) - Wikipedia
っていうのを見て、ファインマンさんが物理とか数学とかサンバとかドラムとかなんでもやっちゃうっていうのとまーちゃんが共通しているところがあるんじゃないかと思って興味が強まったのもあります。ご冗談でしょう、佐藤優樹さん。
ファインマンさんは変わった人だし、へんに自分を曲げたりとかは絶対しないんだけど、コミュニケーションで上手にやっている人の様子とか相手の反応をよーく観察して、なるほどこう振る舞えばいいんだなって学習してやってみせるのがすごくうまいところがおもしろかったです。
なんか、すごく自分とは違う世界の話だけど、わたしも何でもできないって決めつけてないでちょっと勇気出してみようっていう気持ちがわいてくる本でした。