SAYONARA 国立競技場 FINAL WEEK JAPAN NIGHT 5/29 Japan to the World

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ひと月前になってしまいましたが、国立競技場建て替え前のライブイベント、ラルクが大トリを務めたステージを観に行くことができました。
出演順が発表されていなくて、何番目に出るかはわからなかったので、最後に登場したときにはへえーと思いました。
今回のライブでは入場時にLEDペンライトが配布されて、終演後回収となっていました。細かい明滅・色の変化が特徴的で、チカチカ激しく瞬くタイプで、ポケモンショックが頭によぎりました……。
終演時間のリミットがある中、たくさんの曲をたたみかけるように演奏してくれて、めくるめく展開を楽しむことができました。座席は下手スタンドだったのですが、LE CIELゾーンだったので熱く盛り上がれました。
CHASEはMVの背景、RSGは黄緑色のスロットの演出、HONEYはハチミツと蝶の映像とおなじみのスクリーン。X X XはXの字が刻まれた四角いキューブが三つ揃うパズルゲームみたいな演出。
BLESSの冒頭、アカペラで空気が一変してよかったです。
わたしはとにかくドラハイやってほしい派なんですが、今回の限られた時間では聴くことができなくてもしかたないかと思っていたので、イントロが始まった瞬間すごくうれしかった!しかもhydeが下手の花道先端でずっと歌ってくれたから幸せでした。
Linkでの間奏中断も、MY HEART〜で冒頭のギターソロもなくてレアパターンでした。タイトでまた違った良さがありました。
Our hearts draw a dream.の部分、マイクを通さずに天へ声を振り絞って歌い上げるhydeの姿がビジョンではっきり見えて感動しました。
夢を描くよの合唱の中、国立競技場・東京オリンピックの歴史を振り返り、そして2019年のリニューアル、2020年の東京オリンピックの未来へ希望を描く映像が流れ、最後には虹色のバルーンが空に放たれ花火が輝きました。
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と、ライブ中ステージ左右でずっとJAPAN NIGHTのJをかたどっていた9つの球体のデコレーションのうち右側が、終演後THANX!の文字とともに
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と、L'の模様に変化したのに驚きました。
いつも不思議に感じるのが、ラルクはライブが終わってみると、もともと未踏だったところを自分のホームだったみたいに塗り替えちゃうのがすごいなーということです。最初の国立公演が決定したとき、こんな祭りは多分二度と味わえないから楽しもうって感じだったのに、2回目の公演では最多8万人公演を達成して、最後のイベントではすっかり国立を埋め尽くした実績のあるアーティストとして有終の美を飾る大役を任されて、あれ?いつの間にそんな踏み固めてたんだっけ?めったに活動してないのに…って驚きに思います。社長が政治的なのもあるだろうけど、でもやっぱり毎回、歴史ある会場にふさわしいパフォーマンスをすることのできる説得力がすごい!長期的な目標を掲げてくれたりはしないけど、先が見えない中で瞬間瞬間をめいっぱい楽しませてくれて、振り返ったときに偉大な足跡が残っている、不思議な存在だなあとかねがね思います。
それにはやっぱりBLESSとかマイドリとか、会場にふさわしい楽曲が不可欠で、もともとどこかでライブを行う目的で作られた曲じゃないのに、ラルクの曲が持っているスケール感を表現する場所として、立派な会場がしっくりくるのがすてき。

01. CHASE
02. READY STEADY GO
03. DRINK IT DOWN
04. X X X
05. BLESS
06. HONEY
07. Driver's High
08. Link
09. MY HEART DRAWS A DREAM