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将太の寿司2 World Stage 最終話/3年後…

最終回!ぎゅっとつまっていて後味さわやかでおもしろかったので、完結なのはさみしいけどいい終わり方でした。壮大な構想は描かれないものの、サッとたたむのもお上手だなと思いました。わたしはこのまんが好きです。
ライバルもみんな心底いやな奴というのは誰もいなくて。
いろんな他作品のキャラクターが次々登場したのもうれしかったです。
寿司修行で世界を巡った将太朗が感じ取ったこと、その場所の気候や文化によって好まれる味が醸成されるというせりふにもわくわくしました。

例えば春のヨーロッパは日差しがとても強くて汗ばむほどだけど
湿度が低いから木陰に入ったらあっという間に汗が引いてしまう
木陰のテーブルで火照った体に冷たい白ワインと生ハムをつまむと
これがもう身体の細胞全体に染み渡るぐらいにえも言われぬ旨さ!!

寺沢大介先生のまんがやっぱり好きだなー。将太の寿司の元祖の方では、貧乏だけど心優しい人間がお金持ちだけど驕っている人間に打ち勝つというストーリーをたくさん描いていて、それはそれでシンプルにおもしろいんだけど、ここ10年弱、将太の寿司2のように、わかりやすい絶対的にいやな敵というのはいなくて、いろんなバックグラウンドを持つ人間と対峙したときにどうしても姿勢が全然相容れない、そんなとき自分の考えをどう料理に示すのか?というのを描いたまんがは、時代にちゃんと合っていると思うし、好きですね。
寺沢先生がこの先料理漫画を描くことがあったとして、もしイブニング以外の場所だったらどうなるんだろう?と思うけど、色々難しいのかな。もっと料理のおいしさを表現するのが好きな掲載場所がどこかにある気がして、そういうところでも読んでみられたらいいのになぁと少し願っちゃうけど、xx選手は今のチームじゃないほうがもっといいプレイができるんじゃかいかみたいな妄想のようで、机上の空論になってしまうのかな。