逃げるは恥だが役に立つ(7)/海野つなみ
- 作者: 海野つなみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/06/13
- メディア: Kindle版
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この7巻は、海野つなみ先生のまんがらしさがすごく出ていて、おもしろかったです。
登場人物それぞれが、自分の「説」(アイデアや価値観)を語ることでお話がドライブしていく感じと言いましょうか、絵的にはすごくスタティックだったりするので、絵の動きで魅せる漫画とは全く方向性は異なるのですが、「説」がどんどんストーリーを進めていくのもまた読んでいて固有のおもしろさがあるなと感じています。推理漫画の楽しみに近いのかもしれない。
それを踏まえて、登場人物たちが抱えている「説」が実行に移されたらどういう結果を生むのか、続きが気になります。例えばみくりは、アイデアを思いつくことは得意で、仮説を立てる能力があるんだけど、それをビジネスとして実際にやってみてうまく成功させられるのかがちょっとよくわからないなと思いました。その辺が就職活動がうまくいかなかったところに結びついているように感じました。
この後の展開で描かれるかはわからないけど、「説」を実行に移したらどうなったというのは読みたいところだなあ。みくりは八百屋さんのアイデアについては今のところPDCAのPのフェーズという感じなので、少なくともDまでは描かれるのを期待します。
Ken Hirai 20th Anniversary Special! Live Tour 2016 / 代々木第一体育館 5/7
ゴールデンウィーク、平井堅のコンサートを観に代々木に行きました。
ステージに近い2階スタンドで見やすかったです。
20周年をしめくくるツアーということで、様々なテイストの曲が全面的に網羅されていて満喫しました!一番好きな「告白」も聴けたし、「ソレデモシタイ」を初めてライブで聴けたのでうれしかったな。最後のチークショーーのところをめっちゃ溜めて低い声で歌っていました。
「Strawberry Sex」の間奏でチューチュートレインやランニングマンなどいろんな振り付けをやってくれてサービス満点でした。それで芸能ニュースで取り上げられて、間奏だけとはいえお茶の間に再びこの曲が流れるというのは平井堅してやったりだなと思いました。
「KISS OF LIFE」で、大きな風船に吊り下げられたゴンドラに乗って空を飛びながら歌ってたのがめちゃくちゃすごかったです。夢みたいだし嵐みたいでした。「みなさんつらいこと、悲しいこと、たくさんあると思います。そんな時は気球に乗った44歳のおじさんのことを思い出して下さい。こんな恥ずかしいことそうそうありません」と言って笑いを誘っていました。エンターテイナーだなー。
ラストの曲、「キミはともだち」がとにかく圧巻でした!観客のハンドクラップとともに、イヤモニなし?で全編アカペラで歌い上げていたのですが、あたたかみのある素朴な曲を戦慄するほどの正確なリズムキープ力が支えていて、本当にすごかったです。
もう前回のアルバムリリースから5年にもなるので、新作発表が待ち遠しいです!!好きな曲ばかりになりそう。
日記
20代最後の日を迎えました。
大変なこともたくさんあったけど、振り返ったら楽しい思い出が次々よみがえってきて、ここまでたどり着けてよかったです。
30代も、行ったところのない場所を訪れてみたいし、食べたことのないおいしいものも味わってみたいし、いろんな経験をしていきたいです!