夕凪の街

原爆文学の授業をとっていて、今週はこうの史代夕凪の街 桜の国」から「夕凪の街」のところをやったよ。「原爆を扱いつつ、淡々と優しく、声高にではなく描いていてすごい」ってゆう感想だけじゃだめよ、っていう論文などを読みました。たしかに、最近は大好きな淡々まんがもただ淡々としているからすごいとはいえなくなってきているなぁと思っていて、変わった恋愛と淡々は相性がいいけど、時代物には最悪だなとか、いろいろ好きなまんが家の作品を読んで思っているところです。ふつうの生活を淡々と描いたまんがは、そこによさがあるんだろうけど、変わった題材を淡々と描くまんがは、その中でやっぱり淡々としてない部分に注目したりして読んだほうが、論文になるような発見があるのかもしれないなぁ。