文学部唯野教授/筒井康隆

文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)
ええとなんだっけ、なんか外国の文芸批評論の本に書いてあることを、唯野教授の講義として噛み砕きながら(つっても私は二講目ぐらいまでしかついていけなかった。フッサールとか、そういうのちょうちょうにがて)英米文学科教授たちの、めちゃくちゃな学内政治が描かれています。唯野教授はすごく饒舌な人なのですが、私は結構饒舌体が嫌いではないので、おもしろかった。文学部唯野教授のサブ・テキスト (文春文庫)文学部唯野教授の女性問答 (中公文庫)といった本もある。ええと、レポートで、筒井康隆が大学の権威をわらっている例として読みました。