猿蟹合戦とは何か/清水義範

猿蟹合戦とは何か―清水義範パスティーシュ100〈1の巻〉 (ちくま文庫)

猿蟹合戦とは何か―清水義範パスティーシュ100〈1の巻〉 (ちくま文庫)


丸谷才一の文体模写「猿蟹合戦とは何か」を読みたくて買いました。もっともらしくいいかげんなことが書いてあって笑った。他のもとってもおもしろい。少しずつ読んでいるところです。
ブリジット・ジョーンズの日記」の文体で書かれた「ティンカーベルの日記」もすごくよかったな。ソニンのことを強く連想した。というのは、ティンカーベルがむちむちっとしたセクシーぽっちゃり設定であることと、「ダンス・ダンス・ダンス」のホテルの精ユミヨシさんがわたしのなかで「元カレ」でメガネをかけて河合塾の受付をするソニンのイメージだということと、ソニンがライブで「ブリジット〜」の主題歌「All By Myself」を歌ったということと、アイドルというのは妖精同様に童心を持った人にしか支えられないのではないかということと、いろいろな要素がぐるぐる混じったからです。