優しいサヨクのための嬉遊曲/島田雅彦

優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)
なにかしらの運動に共感、加担しているわけではないんだけれども授業で勉強しているのです。島田雅彦初めて読んだけど読みやすくて(理解できてはない気はするものの)おもしろかった。
「家庭的なサヨク活動家は聖母みどりを略奪することを社会変革と見なした。」ってセカイ系だねぇ。
苦悩するのとも暴れるのとも優しいのとも違うあり方をとるとしたら何なんだろう?適性検査で、ハングリー精神がなさすぎると指摘されたものの、そんなにたくさんお金いらないし(もらえりゃもらうけど)なんの進歩もいらないし、00年代の若者はどうゆうスタンスを取ればいいの?