テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ 通常盤 [DVD]

テルマエ・ロマエ 通常盤 [DVD]


観るのに何も心配いらない、心臓に悪くない映画を観たいな〜と思って、期待通りばっちり楽しめました。
阿部寛のルシウスが最高で、観てよかったです。
まんがの方は途中の巻までサラッと読んだぐらいで、そっちの全部のエピソードを把握してはいないんだけど、ルシウスが現代日本→古代ローマに創造のヒントを持ち帰ることが中心なのかなという印象で、この映画ではヒロイン・真実の上戸彩がちゃんと古代ローマの世界→現代日本に創作のタネをフィードバックしていて、その対称性が完成されていて良いなと思いました。
時空の渦に飲み込まれて、絵画のように青く美しい阿部寛上戸彩のシーンと、同じ時空移動の時の表現で、洗濯機のような渦にちゃっちい人形を回しているだけみたいなシーンの落差もおもしろくて笑いました。
わたし上戸彩好きなんだなあと再認識したのは、彼女の流す涙ってなんだかさらっとしててあんまり激情的ではないのに、健気でぐっとくるんですよね。
以前のソフトバンクのCMで彩がソフバンショップの店員さんとしてがんばって働いているシーンもとても好きでした。