一夜限定!完全復活!ミキティー(昼公演)@Zepp Tokyo 3/24

デビュー10周年を記念してのコンサートに行ってきました。女性限定ファミリー席があってありがたかったです。
デビュー当時は詳しくなくて、後になってMIKI(1)を聴いてみたら、めっちゃいい曲ばっかりだし、ミキティは歌もうまくてかわいくてスタイルもよく、魅了されました。ライブで聴きたいなと思う曲がたくさんあったので、今回のような機会があってうれしかったです。
ブギートレインで登場したミキティは青いきらきらのドレスで腰にレビューのような羽根がついていて、すごくオーラがありました。
めっちゃ頭が小さくて手足がすらっと長くて156cmしかないと思えないばつぐんのスタイル、出産を経てそれを保っているのがすごすぎます。
ピンクレディのような衣装とダンスが映えるスタイル、「教室でSPEEDのWhite Love踊ってる子」的な同級生感、つんくの曲に相性抜群の独特な歌声、それらを併せ持っていて圧倒されました。
ブギトレやそとギュみたいなめまぐるしくにぎやかな曲に映える華やかさと、バラードのキュンとする切なさを堪能しました。
モノトーンのギンガムチェックのキャミワンピがかわいいハロプロ研修生をバックダンサーで従えていて、ミキティが研修生へ、ベリーズやキュートもバックダンサーで踊っていたんだよ、(だからあなた達もがんばっていればいずれ主役の座に立てるよ)と言っていて温かい先輩の姿でした。「今回久々にブギートレイン'03のPVを見返したら、あのももちがバックダンサーで、全然顔が変わってないの!wでも10年前はすっごくかわいかったの」藤本さんひどす…でも、この10年で世間一般の「あのももち」にまで登りつめていることもすばらしい歴史のひとつですね。
衣装替え中のVTRで、モーニング娘。吉澤ひとみさん、つんく♂からのメッセージが流れました。
れいな「藤本さんはめっちゃ優しい!田中ちゃんって呼んで声かけてくれる」さゆ「田中ちゃんって呼び方めずらしいよね。さゆみは今では腹黒キャラが確立されてるけど、藤本さんが、重さんは本当は腹黒だって言って最初にキャラを見つけてくれたの!」れいな「えー知らなかった!とにかくもう、藤本さん好き」さゆみ「藤本さんはどんどんかわいくなってるとこがすごい、アイドルのかわいさにモデルのかわいさが加わって」さゆれな「藤本さん大好き!!」
なんかれいなとさゆの素直なやさしさが反映されていてすてきと思いました。いろんなかわいさが重なり合ってるところも共感します!
吉澤さんは、ミキティは最後までステージ上でパンツを直すのをやめなくて、しかもバレてないでしょ?みたいにやってるのにメンバー全員気づいてたけど、今日は絶対禁止!と笑わせていました。
つんく♂「藤本は最初っから、はつらつとしたというか、殺伐としたwキャラで、苦労させられた記憶はないですね。でも、リズム感は決してないわけじゃないのに、曲を聴いて理解しようとしないから、リズムを間違えて入るところはありましたね。涙GIRLとか、真裏やん!って、コンサートはどうなることかと思ったこともありました」真裏やん!ていうつっこみが、おもしろくて、なんか記憶に残りました。
ガキさんと中澤さんがゲストで歌って、トークでは二階で見ていた保田さんも呼びつけて参加していました。ミキティも中澤さんもすっかり丸くなったと言って意気投合していました。ミキティはドリ娘。で中澤さんにいい影響を受けたみたい。
思い出話で、苦労させられたメンバーは?というお題で、ミキティ「姉さん、久住小春なんじゃないですか?」中澤「その話はやめてっ」ガキさん「小春はね…ヒヤヒヤしてるのは周りの人間だけで、本人はなんとも思っちゃいないんです。本当にハッピー野郎なんですよ…」このハッピー野郎っていうのもおもしろかったです。
「置き手紙」を歌った後、「堀内孝雄さんと競作したちょっとさみしい雰囲気の曲で、最初セットリストに入っていなかったんですけど、デビューからの歴史を振り返る上で、2008年にこの曲を携えて全国を回って、ファンの人もいろんな場所へついてきてくれたので、外すわけには行かないと思いました」と言っていました。
グッズ紹介のトークでは、10年前はくるみん・はまちゃんは2,3歳だったことにミキティは驚いた様子で、「じゃあ知らない怖い人のバックダンサーしてるってことじゃん…」と言っていてうけました。研修生たちはリハーサルでばっちり振り付けを覚えてきていてミキティも言うことなしだったのですが、「ぶつかったら殺すよ」と脅して軽くからかったりしたそうです。間違えなくても脅されるとは……。
「満月」は、「もっと先の人生 誰か教えて!」という歌詞に、もっと先の時が来た今感慨深く思いました。研修生がピョンピョン飛び跳ねていたのもかわいかったです。
「涙GIRL」はライブで一番聴きたかったのでうれしかったです!ファミリー席だけど心のヘドバンをしました……。
「ボーイフレンド」は、街の中はネオンが輝いて〜という歌詞のように、夜の街を歩いているような雰囲気が醸し出されていました。
そしてラストはハロプロを代表する名曲のひとつロマモーで、ほんとうに好きな曲で楽しかったです。なんだかひみつのアッコちゃんみたいな、まわりの雰囲気がキラキラになる変身タイムみたいな時間でした。
今回のミキティーという公演名の通り、全編に渡って庄司の存在を前提としてアイドル活動当時のパフォーマンスを蘇らせる試みとなっていました。筋肉キャラ全般が苦手なので、庄司もあんまり好きじゃなかったんだけど、いい人そうだし幸せそうで、お似合いのすてきな家庭だと思います。庄司がミキティーと叫ぶことでミキティのカリスマ性が担保されるのはいいことだと思うようにもなりました。
もちろん全員が絶対祝福しないといけないわけではないですが、ずいぶんな力技でたくさんの人に影響が出たにせよ、キャリアと結婚・出産のライフステージを両立させるのはとても難しいことだと思います。子どもを産んでなお、すばらしいコンディションでステージに戻ってきて、連絡が来たの来ないのみたいな高校生の恋愛の歌とかを違和感なく歌って踊るミキティにすごく感動しました。

01. ブギートレイン'03
02. そっと口づけて ギュッと抱きしめて
03. 大切
04. Let's Do 大発見!
05. 銀色の永遠
VTR
06. 恋ING
07. 浪漫 〜MY DEAR BOY〜
08. 置き手紙
グッズ紹介
09. 幼なじみ
10. 会えない長い日曜日
11. 満月
12. 涙GIRL
13. ボーイフレンド
14. ロマンティック浮かれモード