回転銀河(4)/海野つなみ

回転銀河(4) (講談社コミックスキス)
13話がすきです。いかにもよくあるきれいごとを書いてあるんだけど(堕落=キャバクラとかもステレオタイプっつーか←堕天使キャバクラバトンを思い出した…)、雰囲気が美しいのでいやみなく読める。あと14話はむせ返るようなかぐわしい百合の話!!と雑誌を立ち読みしたときは思ったんだけど(http://d.hatena.ne.jp/wafers/20050410#1113119364)、そうでもなくてわりと淡々としているなあ。
16話は初読ではあたし認めないよと思った(http://d.hatena.ne.jp/wafers/20050812#1123863422)。単行本では作者からのエクスキューズじゃないけど、説明がなされているわけですが、それでも(この話がバッドエンドだというのは納得がいくが)、やっぱり黒歴史だなあ。でもわかってて描いたんだろうなとは思う。
続くとしたら、双子の優のほうが改心する様(あるいはずっと改心しない様)が見たいなあ。樫本姉弟はあんまり気にならない。問題を抱えつつもその都度納得していくことの繰り返しかなっていう。
あと描きたいものを書かしてもらえなかったり、描くことないのに描いてといわれたり、倒錯しているなあ。