博士の愛した数式/小川洋子

ずーっとおもしろそうと思いっぱなしで、読むなら今しかないと決心して購入。すげー読みやすい。文章がていねいできれい。不思議な性質をもついろいろな数が自然にお話に盛り込まれてるのはやっぱりすごい。「私」が記号(の主に見た目)とかを詩的に表現するのはそんなにいいとは思わなかったけど。よくわかんないままで残される箇所があるところも好き。
映画では未亡人役を浅丘ルリ子がやるんですね。ぴったりだ。