二十歳の原点/高野悦子

二十歳の原点 (新潮文庫)
ゼミの自分たちのグループで扱うことにした本。うちの母も読んだことあった……。
立命館の女子大生が学生運動に参加したり失恋したりしてる日常生活の日記、自殺前の半年の記録。日記書く女子としていまとあんまり型が変わってないことに苦笑しつつ読みました。学校での浮きぶり、超独りよがりな恋愛姿勢などギクッとする(笑)。
考察はこれからだけれど、悩める学生が主人公の作品をいくつか読んでいて思ったのは、二十歳で完成してなくて全然いいんじゃないかなぁとゆうこと。自立の遅れとは別で、とりあえずある程度のお金を自力で稼いだりした方がいいけれど、人間的にはもっと適当でいいんじゃないかなぁ。
はたちになってしまってから、どうせ年をとることは抗えないし大人になって得したーと思えるようにくらしていこうと考えていて、さいきん問題もありつつ実際かなり気ままに生きているよ。