さよなら怪傑黒頭巾/庄司薫

さよなら快傑黒頭巾 (中公文庫 A 6-4)
赤の次に黒を読む。まっすぐにどこまでも伸びるやさしさを抱えて生きていこうと思っても、そんなん複雑な事情がからんでいる大人から見たら、のんきで甘い世間知らずにすぎないと悟る。けれど、せめて自分は挫折した大人たちを癒すために精一杯やるのだ。という話。はてなのおもしろ長文ダイアリみたいなかんじで楽しく読みました。とても大事なことが書いてある気がして、ちゃんと考えなくてはならないな。と思うんだけど、それは生きる方針のようなものなので、かんたんにはっきりはわかんない。若者は若者の無垢さを大事に生きていけばいいんだよってことかなー?