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「週刊少年マガジン」 五〇年 漫画表紙コレクション

「週刊少年マガジン」 五〇年 漫画表紙コレクション作者: 週刊少年マガジン編集部出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/19メディア: 新書購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (16件) を見る 超ほしかった本を入手しました。まじ最高で興奮して…

やっぱり心の旅だよ

四国―小豆島・淡路島 (まっぷるたびまる 23)出版社/メーカー: 昭文社発売日: 2007/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 今度四国に旅行したいなーと思ってガイドブックを買ってきました。若い女性向けってかんじで読みやすい…

不可能性の時代/大澤真幸

高度経済成長期の終わりらへんが好きで、大澤真幸の言う理想の時代→虚構の時代のうつりかわりに興味があって読みました。社会学のことは何にも知らないけどとても読みやすいし、言い回しもかっこいいし、腑に落ちる本だと思いました。 私は今もう、ラルクの…

スプートニクの恋人

今日はテストでがんばりました。授業でやったのの中から一番好きなスプートニクの恋人を選んで書いたよ。すみれがもがいているかんじが好きで、珍しく感情移入して読みました。小説が書けないところと、スペイン語ができるところがいい。そしてなんといって…

Kの昇天/梶井基次郎

檸檬 (新潮文庫)に入っています、青空文庫でも読めます。*1 まず、先入観と違っていてとても面白いな、と思ったのは、健康な「私」が死や精神病に醒めたまなざしを向けるところです。なんか小説の主人公って死とかに憧れを抱いているのがお決まりだと思って…

ねじまき鳥クロニクル/村上春樹

とてもむずかしいし長い長い本だった。今まで読んだ村上春樹の本の中でいちばんやっかいだった。読んでいると頭の中にいくつか連想される事柄が浮かぶのですが、わかったというわけでは全然ない。来週の授業を受けたら理解が進むかしら。(今週は、先生もま…

桜の森の満開の下/坂口安吾

院のゼミの課題で読んだ。日文なのに、こういう有名な話を押さえていないから、自分あほだなーと思う……。 さらにあほな感想なのですが、ラストシーンで山賊が美女を絞め殺して、どちらも桜の花びらの中に溶けて消えてしまう。これはエヴァ劇場版のラストと似…

国境の南、太陽の西/村上春樹

授業でやるので読んだ。バブルだし中年男性だし、感情移入しにくいわ。でもハジメくんは薫くんと同学年なんだもんねーと思ったらすこしものさびしい。 そうそう私が子供の頃も(小学校低学年ぐらいまで)、一人っ子はわがままだということがすごく言われてい…

ノルウェイの森

ばかにせずにちゃんと村上春樹を読むようになるなんて……。 ちょっと昔は、心の病気の人は少数派で、タブーだったんだけど、今ではあんまりふつうなので、特別な言い分にはならなくなったんだなあ、と思いました。たんに私の言い分が通らないだけかもしれない…

海辺のカフカ

さんざん無国籍な感じじゃなきゃいやとか言ったのだけど、この本は野方とか、高知とか、ふつうに日本の話です。主人公のような15歳ごろに読んでいたらギャッてなってはずかしくて読めなかったかもしれないけど、読めたから、うれしかった。とにかくナカタさ…

家族としての犬と猫

勉強のために読んだんですけど、文豪とかが書いた犬猫がテーマの短い話がいっぱい入っててふつうに読んでて楽しいです。

太陽の塔/森見登美彦

たまたま読んだらクリスマス前の話だったのでぴったりでした。庄司薫みたいっていう意見もあるのかな?私は優しいサヨクのための嬉遊曲を連想しました。主人公の友人達がそんなふんいきで変わった名字なので。あと清涼院流水が自転車を引いている、昔雑誌で…

村上春樹にご用心/内田樹

なんでこんなタイトルなんだろうね。 雪かき仕事と世界の憎悪(猫の手をつぶすみたいな!)の関係というのは、薫くんがお兄さんたちに牛乳を届ける役割をすることと、マスメディアが若者を食いつぶしちゃうことと対応しているなあ。 ただ村上春樹の本は土地…

かんたんなのに……

古典新訳文庫で、こいつは読みやすいおもしろいと評判の、カラマーゾフの兄弟をちびちび読んでいて、たしかに読みやすいんだけど、全然進まないのがなやみです。まだ一巻の65ページです。なかなか本を読む時間がないので、だらだら時間をすごしてしまうよう…

庄司薫

勉強を続けています。「ぼくの大好きな青髭」、なんども泣きそうになってしまったわ。エッセイもなるほどなあと思うし、時代の流れを先取っているんだろう。でも肝心の時代を先取っていた根拠(当時の様子を書いてある本)が見つからなくてこまっている。

『百年の誤読』岡野宏文・豊崎由美

20世紀のベストセラーをすきかってに評価している。ので全体的にきままだなーというだけの感じなんだけど、「赤頭巾ちゃん」がサリンジャーの世界に×を付ける話に対して世界に〇を付けようとする話、というのはとても納得するし、けなされてなくてつい安心し…

あー

『ミルナの禁忌』は『見るなの禁止』が元なのかーどっちも知らないけど!

大塚英志の本

庄司薫の論文を先生にすすめられてサブカルチャー文学論と村上春樹論―サブカルチャーと倫理 (MURAKAMI Haruki Study Books)を読む。勉強を自分で進めないといけないのは自分に合ってない気がする。ぐだぐだなMPDサイコのこと(コミックチャージに移籍してもそ…

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」「サリンジャー戦記」

村上訳の「キャッチャー」と、その翻訳を出すにあたって村上春樹と柴田元幸が対談している新書を読みました。ふだんはぜんぜん本を読まないんだけど、なにしろすることがないので。でもなぜか、昔から4月だけは本が読めるんだよなー。 「キャッチャー」は、…

モダンガール論/斎藤美奈子

近代の女性の生き方をまとめてある。20世紀の命題は「社長になるか、社長夫人になるか」だったんだけれども、21世紀の女性の第三の選択肢として「出世から降りてふつうに生きる」ということが文庫版になるにあたって書き加えられていたよ。ハングリー精神が…

グロテスクな教養/高田里惠子

途中までしか読んでないけれどわかりやすくておもしろい。「エリートの」「男の子の」人生指南となる教養論や教養主義、それに対する批判をならべて概観しています。概観てなんか賢くなったような気がしておもしろいものだよね、それも「教養」なのかもしれな…

きになる

広告を見て気になってる。バイトとかで使う敬語を解説しているみたい。丁重語、美化語を含む新五分類に対応しているというのも興味のあるポイントです。尊敬語謙譲語丁寧語っていう枠組みで育ってきたからね。 テレビとかで正しい日本語特集を見ると必ずイー…

グレート・ギャツビー

アメリカ文学概説の授業でかるーく原文を説明されて、まず日本語からでも全部読んでみようと思ってチャレンジしました。日本語でも、未熟なのでこれはいったいどういう意味かしら…と思うところもありつつ、色とりどりで音楽的な文章で、まぶしい悲しいひと夏…

「下流志向」内田樹

おすすめされたので読みました。内田樹てゆう名前がかっこいいよね。昔まんがに、翔と書いてなつると読むキャラがいた。 子供が勉強を拒否するしくみについては、なるほどなぁと思ったりもするけど、わかりやすすぎたりして、ほんとうかなぁって半分あやしい…

文学部唯野教授/筒井康隆

ええとなんだっけ、なんか外国の文芸批評論の本に書いてあることを、唯野教授の講義として噛み砕きながら(つっても私は二講目ぐらいまでしかついていけなかった。フッサールとか、そういうのちょうちょうにがて)英米文学科教授たちの、めちゃくちゃな学内…

ちい散歩

本が出る!!最低でも立ち読みはしたい。 ちい散歩 (ブルーガイド・ムック)作者: 地井武男出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2007/01/09メディア: 大型本 クリック: 95回この商品を含むブログ (12件) を見る

大学でいかに学ぶか/増田四郎

1966年に、一橋の学長さんが、大学について書いた新書。教養の大事さや、ゼミナール(日本では一橋が始めた)などでの対話の重要性を述べています。大学がほんのすこしのエリートが行くところから、マス化しようとしていく中でエリート(旧制高校ではなかったり…

われらの時代/大江健三郎

みじかくいうときもい……。ぬめっとした執拗な肉体の描写が私にはきついです……。

1973年のピンボール/村上春樹

おっ、鼠、上記の私みたいなこと悩んでるじゃん!と思ったら……。もう私も生きる価値がなさすぎるなー。と思ってほんの一瞬だけ沈みきったけど、プリンがうまく作れて有頂天!!この前失敗して、口に入れることも出来ない甘いにおいの変な物体が四つも生まれ…

サエコ大百科を読んだ

サエコのかわいさのいろんなひみつが載っているよ。サエコは写真で見ると大塚愛、上戸彩、塚本高史、新垣結衣ににてる時がある。飼い犬のドールちゃんも、グレーのプードルですごくかわいい。157cm43kgなので、身長がだいたい同じだし、脚がふといとこもいっ…